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COLUMN コラム

名画から選んだ美しい英語

2018.07.02

名画から選んだ美しい英語(143)

原島 一男

“When I buy a new book, I read the last page first.”
「ぼくは本を買うと、最後のページを読む」
(恋人たちの予感)

 名作映画の中で話されている、上品で丁寧なフレーズをそのまま紹介する連載。
 大学を卒業したばかりのハリー(ビリー・クリスタル)とサリー(メグ・ライアン)。
 経費節約のため、偶然シカゴからニューヨークまで同じ車に乗り合わせた二人でしたが、二人だけの話から男性と女性の考え方の違いや男女関係の機微が見えてきて、とても興味をひくのです。

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HARRY:  Don't you have a dark side?             「あなたに暗い面はないの?」
SALLY:   I have just as much of a dark side             「それは、周りの人と同じように
             as the next person...                                  暗い面もあるわよ」
HARRY: Oh, really? When I buy a new book,    「本当?ぼくは本を買うと、
             I read the last page first.           最後のページを読む。
     That way, in case I die before I finish,     そうすれば、読み終わるまでに、
     I know how it ends.              死んだとしても結末が分かるから。
            That, my friend, is a dark side.              それが、ぼくの暗い面さ」
  -「恋人たちの予感」(When Harry Met Sally... 1989年 監督:ロブ・ライナー 脚本:ノーラ・エフロン)
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 ハリーは本を買うと、いつも最後のページを読む」という自分の習慣的行動を話しています。
 それで、もしも死んだとしても結末が分かるからと言っています。
 ということなんですが、ここに出てくる動詞(buy, read, die, finish, know, end)は全て現在形。
 「いつも 〜 をしている」(習慣的行動)とか「〜をする」(行動)を表わすには動詞の現在形を使います。
eg.
“I watch the TV news every morning.”  「私は毎朝テレビニュースをみます」
“I play tennis on Sundays.”      「日曜はいつもテニスをしています」
“She loves modern jazz.”          「彼女はモダンジャズが大好きです」

・“I have just as much of a dark side as the next person. ”           
     =「周りの人とまったく同じように暗い面もあります」
・“That, my friend, is a dark side.” = 「それが私の暗い面というわけです」 
 (my friend は、親しみを込めた相手の呼び方)

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原島 一男

Kazuo Harashima

PROFILE

一般社団法人内外メディア研究会理事長、ノンフィクション作家。慶應義塾大学経済学部卒業。ボストン大学大学院コミュニケーション学科に留学後、1959年NHKに入局。国際局で英語ニュース記者・チーフプロデューサーを務める。定年退職後、山一電機株式会社に入社、取締役・経営企画部長などを務める。現在、英語・自動車・オーディオ関連の単行本や雑誌連載の執筆に専念。日本記者クラブ・日本ペンクラブ会員。『店員さんの英会話ハンドブック』(ベレ出版)、『オードリーのように英語を話したい!』(ジャパン・タイムズ)、『なんといってもメルセデス』(マネジメント社)など、著書多数。

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