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COLUMN コラム

名画から選んだ美しい英語

2016.08.01

「名画から選んだ美しい英語」(119)

原島 一男

“You got something in your eyelash. You want me to get it?”
「まぶたに何か入っている。取ってあげましょうか?」
(ホリデイ)

映画の中で話されている、上品で丁寧なフレーズをそのまま紹介する連載。
インターネット上の Home Exchange Program を使って,一定の期間お互いの家を交換する二人の女性。ロンドン郊外のアイリス(ケイト・ウィンスレット)とロサンゼルスのアマンダ(キャメロン・ディアス)は二人とも相手の男性と別れたばかり。旅に出て日常の環境を変える休暇が必要でした。それで、ロンドンからはるばるビバリ-ヒルズのアマンダ邸に着いたアイリスは、その広さと豪華な設備にびっくり。その日は、アメリカ西海岸特有のサンタ・アナ風が吹き荒れていました。そこへ、アマンダの仕事仲間のマイルズ(ジャック・ブラック)が訪ねてきます。

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MILES: Uh-oh. You okay? 「ア、大丈夫?」
IRIS: Yeah, something just flew into my eye. 「ええ、何かが眼に入ったわ」
MILES: Oh I hate that. Let me see. 「困ったな。見てあげる。
Yep, you got something in your eyelash. まぶたに何か入っている。
You want me to get it? 取ってあげましょうか?」
IRIS: Um... okay. 「そう、お願いします」
MILES: Yeah, Santa Anas. 「サンタ・アナなんだ」
IRIS: Pardon? 「何ですって?」
MILES: The wind... 「この風。
it's what makes it so warm this time of year.  季節外れの暖かをもたらしている。
Legend has it, when the Santa Anas blow, 伝説によると、このサンタ・アナ風が吹くときは
all bets are off... 賭けはすべて休むこと。
anything can happen. どんなことでも起こり得るから。

-「ホリデイ」(The Holiday 2006年 監督・脚本・制作: ナンシー・メイヤーズ)
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強い風の中で、「何かが眼に入ったわ」と言うアイリスに向って、マイルズは“Oh I hate that. ”「それって大嫌い」と同情します。「それは困りましたね」という感じ。

・“You want me to get it?” =「取ってあげましょうか?」と何かを取り除いてあげる。
・“Santa Anas.” =「サンタ・アナなんだ」と説明する(アメリカ西海岸特有のサンタ・アナ風)。
・“Pardon?” =「ごめんなさい/何ですって?」
サンタ・アナという聞き慣れない言葉がでてきたので、聞き返した。
・“The wind... it's what makes it so warm this time of year.”
「この風。季節外れの暖かをもたらしている」と、the wind と言った後で、it で言い直している。
・make it so warm =とても暖かくする。
・“legend has it…” =は伝説/言い伝えによると…

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原島 一男

Kazuo Harashima

PROFILE
一般社団法人内外メディア研究会理事長、ノンフィクション作家。慶應義塾大学経済学部卒業。ボストン大学大学院コミュニケーション学科に留学後、1959年NHKに入局。国際局で英語ニュース記者・チーフプロデューサーを務める。定年退職後、山一電機株式会社に入社、取締役・経営企画部長などを務める。現在、英語・自動車・オーディオ関連の単行本や雑誌連載の執筆に専念。日本記者クラブ・日本ペンクラブ会員。『店員さんの英会話ハンドブック』(ベレ出版)、『オードリーのように英語を話したい!』(ジャパン・タイムズ)、『なんといってもメルセデス』(マネジメント社)など、著書多数。

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