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COLUMN コラム

名画から選んだ美しい英語

2016.08.29

「名画から選んだ美しい英語」(120)

原島 一男

“I have a distinct feeling that I'm lost.”
「きっと道に迷ってしまったみたいです」
(マディソン郡の橋)

映画の中で話されている、上品で丁寧なフレーズをそのまま紹介する連載。
米国アイオワ州のウインターセットはのどかな田舎の町。

平線が見渡せるような広大な畑、舗装されていない道路、せまってくる緑豊かな丘、そして点在するサイロ。
ある夏の昼下がり、家族全員が出掛けて、ほっと自宅でくつろぐフランチェスカ・ジョンソン(メリル・ストリープ)のところへ小型トラックに乗ったロバート・キンケイド(クリント・イーストウッド)が現れる。

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ROBERT: I have a distinct feeling that I'm lost. 「きっと道に迷ってしまったみたいです」
FRANCESCA: Are you supposed to be in Iowa? 「アイオアへ来ることになっているんでしょう?」
ROBERT:   Yeah. 「ええ」 
FRANCESCA: Well, then, you’re not lost. 「それじゃあ、迷っていないわ」
ROBERT:  I'm looking for a bridge. 「橋を探しているんです。 
      A covered bridge out here この辺にある
      in this neighborhood. 屋根のついた橋ですが」
FRANCESCA: Roseman Bridge? 「ローズマンブリッジでしょ?」
ROBERT:    That's it. 「それです」
FRANCESCA: Well, you are pretty close. 「それは、すぐ近くです。
   It's only about two miles from here. ここからわずか2マイル位のところです」

-「マディソン郡の橋」
(The Bridges of Madison County 1995年 監督:クリント・イーストウッド
   脚本:リチャード・ラグラベネシ)
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ロバート・ジェームズ・ウォラーのベストセラー小説から映画化された「マデイソン郡の橋」。
ナショナル・ジオグラフィック誌カメラマンのロバートと現地農場の人妻で家族持ちのフランチェスカはこうして出会い、恋に落ちていきます。

・I have a (distinct) feeling that ~ = ~の感じがする。distinct (明らかに)は強調
・(be)supposed to ~ = ~するはずになっている/~することになっている
 「(広いアメリカの中の)アイオアへ来ることになっているんでしょう?」というニューアンス
・in this neighborhood = この近所にある/このあたりにある
・“That's it. ” =「その通り」/「それです」(積極的なあいづち)
・it's ~ miles(kilometers)from here. = ここから~マイル(キロ)の距離にある

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原島 一男

Kazuo Harashima

PROFILE
一般社団法人内外メディア研究会理事長、ノンフィクション作家。慶應義塾大学経済学部卒業。ボストン大学大学院コミュニケーション学科に留学後、1959年NHKに入局。国際局で英語ニュース記者・チーフプロデューサーを務める。定年退職後、山一電機株式会社に入社、取締役・経営企画部長などを務める。現在、英語・自動車・オーディオ関連の単行本や雑誌連載の執筆に専念。日本記者クラブ・日本ペンクラブ会員。『店員さんの英会話ハンドブック』(ベレ出版)、『オードリーのように英語を話したい!』(ジャパン・タイムズ)、『なんといってもメルセデス』(マネジメント社)など、著書多数。

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